初めに
第75回税理士試験の簿記論・財務諸表論を受験しました。
受けた後の感想や勉強した内容は、以下の記事にまとめています。
財務諸表論の自己採点と各予備校のボーダー
大原:自己採点72(ボーダー66、合格確実74)
TAC:自己採点70(ボーダー75、合格確実85)
内訳は第一問14点、第二問20点、第三問38点でした。
ほかの主な予備校のボーダーは、
- ネットスクール65
- クレアール71
- LEC65~68
でした。
TACのボーダーと合格確実ラインが本当に高くて度外視していましたが、合格発表の直前には「もし本当にこれくらいみんな取れていたらどうしよう」と思いました。
実際ネットでは60点以上は普通で70点以上の方をたくさん見ました。
80点を超えている方もい割といて、とても不安でした。
回答の状況や懸念点
大体のA問題は取れていて、B問題もちょこちょこ正答していました。
しかし理論では正答率51.5%のA論点である”過去勤務費用”の問題をど忘れして0点でした。
「大原の要点チェックノートで何度も見たのに!」と悔しかったです。
計算ではリースの会計処理で”見積現金購入価額と割引現在価値の低い方を採用する”という超基礎論点で、”高いほう”で計算するという致命的なミスをしていました。
おそらく減損とごっちゃになったのだと思います。何年も会計の勉強をしていてリースは得意だと思っていましたが、”できてるつもり”は怖いですね。
それによって正答率92%のリース資産の数値と、正答率84%のリース債務を間違えていたので、本当に不安でした。
試験後の4か月は本当に長い
試験が終わった後は、「もう過去は変えられないのだから今できることをするしかない」と思い、簿記論や国税徴収法の勉強をしていました。
他にもネットフリックスで英語学習したり、とにかく結果発表までの4か月をやり過ごすことに専念しました。
4か月も待つのは本当にしんどいですね。
10月ごろからは徐々に日が落ちるのも早くなり、1日の感覚が短くなっていったので助かりました。
1週間前から緊張が高まる
しかし、1週間前から徐々に緊張してきました。
仮に落ちたら、
- 講義代も1科目20万
- 答練や本試験の科目数も増えて、復習や受験が大変になる
- 今年の財表は超ボーナス回で、来年は難化するだろう
と考え、ここでチャンスをつかめないならば撤退しようと考えていました。
初受験でボーダーを超えていたら普通は続けると思いますが、とても簡単な回でしたし自分は会計士試験に長期間挑戦して挫折したので、同じ轍はもう踏みたくないのです。
1年に1、2回の試験に専念していると、本当にあっという間に数年が経ちます。
たかが数年と高を括っていると、人生の立て直しがどんどん大変になることを実感しています。
前日
前日は勉強が手につきませんでした。
- もう一度自己採点をやり直し
- 大原の自己採点データの分布図を見る
- Xやネットで過去の受験者の自己採点やボーダー、その合否などを見て自分と比較
などなど無駄にデータの分析をして、「やっぱ落ちてるかもしれない」と不安が高まりました。
無理に寝ようとしても不安で寝れないので、ネットフリックスを見たりして眠気のピークがくる夜中の3時過ぎまで起きてました。
当日
8時半に目が覚めて、Xや国税庁のサイトで合格率などのデータが投稿されていないかを確認したりしてソワソワしていました。
洗濯物を干したり、テレビを見たりしていると、9時半ごろには官報合格の方のツイートなどが投稿されていました。
例年先に官報合格の発表があり、その後朝の10時に科目合格の発表があるようです。
緊張がピークになり、”もう一旦忘れよう”とネットフリックスを見ていたら10時を過ぎました。
自分の番号を見る前に、全体の合格率などのデータに目を通すと今年の財務諸表論の合格率は、なんと31.9%。
めちゃくちゃ運がいい回でした。去年の合格率が8%でしたからね。”これはいけるかも”と期待が高まります。
簿記論の合格率は11%と例年よりかなり低く、ボーダーも下回っていたため絶対落ちてるなと思い、気楽に確認しました。
簿記論は予想通り落ちていました。
その後気を取り直して、財務諸表論の合格発表のリンクをクリック。
31.9%の合格率のわりに番号が飛び飛びで、簿記論の不合格が頭をよぎり心臓の鼓動がピークに達しました。
(受験番号は科目ごとに分かれていないから、飛び飛びになると後で気づきました)
あった!!!
「よっしゃあ!」と大声を出し、家族や友達に連絡をして喜びを分かち合いました。
初受験の税理士試験、ひとまず1科目合格できて安心しました。
余談ですが、今年の財務諸表論はネットで見る限り自己採点60点台前半から合格しているように見えました。
今後の予定
今年は税理士試験発受験で色々不慣れな点もありましたが、来年は今年の経験を活かしてさらなる成果を掴みます。
来年からは申し込みもデジタル化して楽になるそうなのでありがたい限りですね。
簿記論の課題は把握しているので、基礎から積み上げて来年受験します。
同時に国税徴収法も受験します。
去年1度講義を受けたので、12月からどんどん計算と理論の練度をあげて、1月から講義を再受講します。



