はじめに
英語学習や資格勉強をしていると、
- 1日〇時間勉強する
- 毎日のノルマを達成する
といった目標設定をつくることが多いです。
きついノルマを課すほうが勉強量が増えるタイプの方もいると思いますが、私の場合は
「全然進んでいない」
「まだこんなに残っている」
と焦り始めます。
すると勉強する前から疲れてしまうのです。
逆に、余裕が出来たから、
「あと1問だけやる」
「5分だけ復習しよう」
という考え方に変えてから、結果的に1日の勉強時間は爆増しました。
以前の私は、勉強時間が増えないのは”気合いや集中力、体力が足りないから”だと思っていました。
しかし実際には違いました。
この記事では、その理由について書いてみたいと思います。
逆算は必要。でも見すぎると苦しくなる
試験勉強では逆算が重要です。
残り日数や学習範囲を把握しなければ、合格は難しいでしょう。
しかし私は、常にゴールばかり見ていると苦しくなりました。
どれだけ勉強をしても、
「まだこれだけ残っている」
に意識が向いてしまうのです。
すると、日々積み重ねているはずなのに達成感がありません。
休憩していても心が休まらず、常に追われている感覚になります。
「はやくタスクを終わらせなきゃ!」
というプレッシャーから、勉強中も、休憩中も疲れてしまうのです。
量のノルマを決めると、逆に勉強量が減った
私は以前、
「毎日○時間」
「毎日○ページ」
といったノルマを作っていました。
そしてノルマを作るときには、必ず達成できる量までノルマを下げていました。
なぜなら、達成できないノルマだと、継続が出来ないかつ達成できなかったときのストレスを避けたいからです。
なので、もちろん達成率は高いです。
しかし達成した瞬間、
「今日のノルマ終わった」
となります。
仮に、時間や気力がまだまだあったとしても、
「ノルマは達成したから、もうやりたくない」
という状態になりました。
ノルマという義務や限界を取っ払う
そこで考え方を変えました。
「毎日〇時間勉強する」
「毎日○○を何ページ分こなす」
ではなく、
「とりあえず1題だけ解く」
「暇になったら1論点だけ復習する」
にしたのです。
すると、勉強を始めるハードルが大きく下がりました。
1題だけ解く
↓
答え合わせ
↓
間違えた部分の確認や間違いノートの作成
↓
ついでに周辺の知識も確認
↓
休憩
↓
初めに戻る
というサイクルが生まれました。
一度問題を解くと、自分がわからない部分が気になってきます。
その結果、上記のようなサイクルが、無理をせず自然と生まれたのです。
また、ノルマを決めていないので、眠れない時や、隙間時間などにも「暇だし、もう1題解くか」という気持ちになりました。
注意点
「毎日どれだけやるか」という量のノルマは作らないのですが、「なにをやるか」については、ゴールから逆算して、しっかり把握しています。
例えば、
- 過去問を解く
- テキストの理論を暗記する
- 間違いノートを復習する
などのタスクは決めています。
しかし、それぞれ「1日何問やる、何ページ覚える」などの量は決めていません。
「暇だから少しだけ」が意外と強い
最初から10時間やろうとすると動けないのに、1問だけなら始められる。
前者は10時間という拘束を感じるからです。
一方で後者は、目の前の小さなタスクしか見ていません。
だからこそ、精神的な負担が小さいのです。
ゲームに長時間ハマる仕組みと同じ
これはゲームと同じ仕組みです。
ゲームは最初から、
「クリアまで○○時間必要」
「レベルは○○まで必要」
「必要な総アイテムは○○」
とは言いません。最初から大変さが見えると、やる気がなくなりますからね。
代わりに、
- クエストやステージを1つクリアする
- ボスを倒す
- 新しい装備を手に入れる
- レベルを上げる
という小さなタスクを積み重ねます。だから楽に続けられます。
暇な時に、「ちょっとだけやるか」とプレイして、気づいたら合計何十時間から何百時間も費やします。
勉強も同じです。
毎日のノルマや必要な勉強量を考えると嫌になるのに、目の前の問題1問なら取り組める。
そして、その積み重ねが結果的に大きな進歩になります。
まとめ
逆算は大切です。
しかし、毎日ゴールばかり見ていると、
- まだ足りない
- まだ終わらない
- もっとやらなきゃ
という感覚に追われ続けます。
私の場合は、
勉強時間やノルマを意識するよりも、
「1問だけ」
という小さなタスクを積み重ねる方が、結果的に勉強時間が増えました。
必要だったのは、「長時間頑張り続けること」ではなく、「小さなタスクを積み上げ続けること」だったのです。
もし勉強が続かず悩んでいるなら、
「今日は何時間やる」
ではなく、
「1問だけやる」
に意識を向けてみるのも一つの方法かもしれません。

