成長を実感できない人へ|努力がつらい時に効く「2週間思考」

簿記

はじめに

日々コツコツと、将来や目標のために努力していていると、突然こんな思考に支配されることがあります。

  • 「これ、いつまでやらなきゃいけないんだろう」
  • 「いつになったら報われるんだろう」

周りの人たちはどんどん前に進んでいるように見えて、自分だけが同じ場所で足踏みしているような気がします。

  • 「他の道を選んだほうが良かったのでは?」
  • 「なにか間違っているのでは?」

と考えてしまう。

この記事は、「将来のために努力しているのに、成長を実感できず不安になってしまう人」に向けて書いています。

自分がこの思考に陥ったときの、和らげる方法を解説します。


将来のために努力しているのに、成長を実感できない不安の正体

将来のために努力しているのに、なぜか成長を実感できず不安になる。

それは「成長していないから」ではなく、成長の構造そのものに原因があります。

よく言われるアドバイスに、

「成長を実感したいなら、他人ではなく、昔の自分と比べるといい」

というものがあります。

これは確かに有効です。

昔の自分と比べれば、考え方・知識・経験・成果など、考えられないくらい成長していることがわかります。

  • 昔欲していたものを手に入れられた
  • 大きなことを成し遂げられた
  • 価値観が大きく変化した
  • スキルや収入が伸びた

などなど、人それぞれあるでしょう。

しかし同時に、こんな感情も湧いてきます。

「じゃあこの先、新たな成果を得られるまで、また何年も頑張らなきゃいけないのか」

そして残念なことに、仮に次の成果を感じられたあとも、また同じ悩みに支配されます。

なぜなら、人は成長すればするほど、次の課題や不満が見えてくるからです。

改善点が見える →目標を立てる→ 努力する → 成長する → また不満が出る。

これが、「成長すればするほど、次の不満が生まれてしまう構造」つまり、”将来のために努力しているのに、成長を実感できない不安”の正体です。

実は昔に感じていた不安や不満は、既に解消しています

しかし、さらに上の目標に進む過程で、また別の不安や不満に苛まれているのです。

具体例 筆者の場合

自分は去年、日商簿記1級に合格し、今年は税理士試験の財務諸表論に合格しました。

英語のイマージョンラーニングも2年継続できました。

成果が出るたび、強い喜びや達成感を得ました。

1年前や数年前と比べたら、躍進しています。

しかしそれは束の間で、目標を達成した後、また次の目標のための研鑽がはじまります

そうすると、また不安や不満に支配されます。

  • 次の目標はほんとに達成できるのか
  • ちゃんと成長できているのか
  • 早く目標を達成して、楽になりたい

また、そういった目標の成果が見られるのは、数か月や1年以上先だったりします。

そして目標を達成した後も、次の目標に取り掛かるたび、この思考に陥ります。

このままでは目標を掲げて努力を続ける限り、不安や不満から抜け出せません。

短期間で成長を感じる「2週間思考」という考え方

じゃあ、どうすればこの感覚から抜け出せるのか。

答えは、もっと短いサイクルで成長を実感することです。

負のループの原因は、成長を感じるために期待する成果が、”とても大きくて、長期間を要するもの”だからです。

ここで私が編み出したのが、「2週間思考」です。

過去の自分と比べるのは部分的には効果があったのですが、一部欠点がありました。

それは比較するスパンが長すぎることです。これは、より短期間の成長サイクルに焦点を当てることで解決します。

実は、日々コツコツと行動を積み重ねると、たった2週間でもかなりの変化や成長をしています

普通に生活していると、2週間は一見何も変わっていないように感じます。

しかし、意識的に振り返ると全然違うことがわかります。

・2週間前は、まったく別のものを欲しがっていた
・1週間前まで知らなかったことに気づいた
・コツがわかった
・いいアイデアを思い付いた
・新しい取り組みを始めた
・臨時収入が入った

こうして並べてみると、2週間でも確実に、思考が変化していたり、突発的な出来事があったり等、前に進んでいることがわかります。

短期間で成長を実感できると、

「じゃあ今辛くても、とりあえず次の2週間だけ頑張ればいいか」
と思えるようになります。

これが「2週間思考」の強みです。


短期成長サイクルが不安を減らす理由

人間は、「待っている時間」をとても長く感じます

  • 友達を待つ5分
  • 病院で順番を待つ15分
  • 今日届くはずの荷物を待つ数時間から半日

経った数分から半日でも、待つということは苦痛で、体感時間を引き延ばします。

だからこそ、1年後や数年後の成果を待ちながら努力し続けることが苦痛なのは、当たり前のことです。

一方で、今が楽しくて満たされているときはどうでしょうか。

  • ゴロゴロスマホをいじっているとき
  • 面白い趣味にハマっているとき
  • 美味しいご飯を食べているとき
  • 親しい人とはなしているとき

気づいたら、数時間、数日があっという間に過ぎています。


努力を続けるコツは「遠い未来を待たない」こと

だからこそ大事なのは、遠い未来の成果を待つ状態から抜け出すことです。

2週間思考によって、短期間で成長を実感する。現状に過度な不満を抱かないことで、未来を待たなくなる。淡々と今やるべきことに没頭する。

そうしているうちに、気づけば数日、数か月1年と時間があっという間に経ちます

こうすることで、”将来のために努力しているのに、成長を実感できない不安”から抜け出すことが出来ます。